技術アップ後、新機種購入も編成変更もしていないのにVP順位が上がる謎!?

　リーアは2004年10月18日18時に技術アップしました。

　ゲルググキャノンやアプサラスIIIが発売になりました。

　しかし、トーノ・ゼロ少将はといえば、思い悩んだ末に様子見ということにし、新機種を購入しないどころか、編成すら変更しませんでした。

　その後の順位の推移です。

　ええ!?

　なんで順位が上がってるの?

　みんな、アプサラスIII買ったりゲルググキャノンやその専用機を買って編成を強化しているのに、うちはしてません。それなのに、なぜ順位が上がってしまうの?

　もしや、ここは編成を変えないのが正解?

苦悩の編成 §

　現在の編成は以下の通り。

　この編成を変える試みがいかに挫折したかを以下に書きます。

ゲルググキャノン専用機 ボツ §

　当初、当然のようにゲルググキャノン専用機が発売になったら買おうと思っていました。しかし、いざその発売を目前にして編成シミュレーションしてみると、まるで載りません。少なくとも超絶名機のイフリート改の低壁は外せません。これ無しでは、早々に低壁が崩されて、射撃チームが食われてしまうからです。もちろん、それでも勝てるでしょう。しかし、勝てるだけでは駄目なのがVPランキングの世界です。あくまで1時間12戦をこなしつつ、できるだけ低損害で、しかも戦艦を沈める寸前まで削らねばなりません。もし、イフリート改を載せつつゲルググキャノン専用機とザメルを載せると、まったくの搭載不足で編成が成立しません。(少将なのに搭載の圧倒的不足に嘆くとは!)

　その上、次の技術アップでは同じ1機制限機のケンプファーが発売されてしまいます。仮にゲルググキャノン専用機を買っても、ケンプファーが発売までしか出番がないとすれば購入意欲も減退します。こんなことなら、先々週にドワッジ専用機を買っておくのだった。

　というわけで、ゲルググキャノン専用機 ボツ。

ゲルググキャノン ボツ §

　距離3で撃てるゲルググキャノンは、射撃機体の安全性を高める効能が期待できます。

　距離2よりも、距離3で撃った方が敵から攻撃されにくいし、低狙いも索敵距離3を一緒に使えば、距離3射撃は安全です。(つり出されて前に出たりしない)

　順当に行けば、2機の高機動型ゲルググの射撃チームをゲルググキャノンに置き換えるのは当然の成り行きです。実際、それをやっているVPランカーを友軍リストで見ました。

　しかし、「ちょっと待てよ」と思いました。

　ゲルググキャノンは、高機動型ゲルググよりも当たったときの打撃力が落ちます。しかも、距離3では命中率も落ちます。もしかしたら、敵を仕留めるのに時間が余計に掛かってしまうのではないだろうか、と思ったわけです。何とか1時間12戦に近いペースを維持しているのに、それを落としたくはありません。しかも、戦闘に時間が掛かると、ザメルが戦艦を落としてしまうという非効率的な結末を迎えてしまいます。

　更に、この先、高額な機体が次々発売されることを考えると、任務をしない放置派に浪費の余裕無く、(というか高機動型ゲルググ2機で既に浪費をしてしまった後)、効能が明確ではない機体に出費はできないという理由でボツ。

アプサラスIII ボツ §

　ザメルの問題は、超絶的な打撃力が距離3射撃でしか発揮できないことです。これはザメルが戦艦を撃ちにいく行きがけの駄賃で敵機を射撃する効果を減らしてしまいます。

　これを改善するには、アプサラスIIIへの置き換えが有効です。こいつならどの距離で撃っても大ダメージを期待できます。問題は搭載値が増えることですが、それは余った搭載値を使えば問題ありません。

　と言うわけで、ゲルググキャノンやその専用機を買うより、よほど良い選択かと思ったのですが……。

　ザメルとアプサラスIII(今日発売のタイプ)を比較すると、いくつか気になることが分かりました。

　まず、先制が、ザメル29に対してアプサラス26しかありません。3の差があります。戦艦削りが射撃より先に動けるかどうかは重要なポイントですが、今先制が3も落ちるのは、ちょっと気が引けます。(ザメルを使っていても、既に先制が不足気味だというのに)

　また、回避がザメル26に対してアプサラス24しかありません。2の差があります。ザメルに乗っているパイロットは、回避→射撃で回避MAXなので、全攻ですが撃たれてもそこそこ避けてくれます。それゆえに、強狙いが出ても割と平気で強壁無しの編成でやっていけるのですが。回避が2下がるというのは、おそらく致命的ではないにせよ、今ひとつ面白くないと感じました。

　更に、戦艦を迅速に落とす寸前まで削るという観点で見たとき、ザメルに比べて打撃力不足の感は否めません。(168→141)

　行きがけの駄賃の打撃力も、現行の編成では特に強化不要です。現状のままで十分に素早く敵を蹴散らせます。

　そして、言うまでもなく貧乏で補給不足です。明瞭なメリットが見いだせない機体に40400も払うのはちょっとためらわれます。

　残された最後のメリットはHPの増量です。ザメル318に対してアプサラス355。確かに、HP37増は魅力があります。単純に考えれば、それによってVPの順位の1つぐらいの差は付くかもしれません。

　しかし、その他の多くの懸念と天秤に掛けたとき、そのメリットは出費を決断させるものではありませんでした。

様子を見よう §

　というわけで、それでも順位がガクッと落ちていくようなら何か買おうと決めて、様子を見ることにしました。(また、他のランカーの編成も参考にしようと思いました。)

　その結果がこれです。順位が下がるどころか上がっているではありませんか。

　もちろん、このまま集計まで走り抜けられるとは思いませんが (追い上げも厳しい)、何もしないことでかえって順位が上がったという珍しい経験をしたので書いておきます。

　(それにしても、GNO2そっちのけでGNO1を楽しんでいるこの状況っていったい……)